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デベロッパーってなにしてるの? 不動産の「つくる側」の仕事とは

「不動産業界って仲介とか賃貸のイメージ」 
「デベロッパーって何してるの?聞いたことはあるけど…」 
「不動産を“つくる”ってどういうこと?」 

 

就活生に人気のある不動産業界。その中でも特に注目されるのが「デベロッパー」と呼ばれる存在です。しかし、仲介会社やハウスメーカーとの違いがわかりづらく、「イメージだけで志望してしまっている」という人も少なくありません。 

この記事では、初心者の方でも理解できるように、

  • デベロッパーの役割と仕事内容 

  • 他の不動産関連企業との違い 

  • 向いている人の特徴と就活での注意点 
    をわかりやすく解説していきます。 

 

デベロッパーとは?「街をつくる企業」です 

デベロッパー(Developer)とは、不動産開発を行う企業のことを指します。

  • 土地を取得し 

  • その場所にどんな建物・空間をつくるかを企画・設計し 

  • 完成後の運用・管理まで見据えて事業を推進する 

 

つまり、ただ建物を“建てる”のではなく、そのエリア全体の価値を創造する“まちづくりのプロ”というのが、デベロッパーの正体です。 

 

デベロッパーの代表的な企業 

企業名 

主な開発領域 

三井不動産 

オフィス・商業施設・住宅・ホテル・物流など総合開発 

三菱地所 

丸の内再開発など、都市型複合開発に強み 

住友不動産 

超高層オフィスビル、分譲マンション事業など 

東京建物 

都市再生事業とオフィスビル開発 

東急不動産 

鉄道沿線のまちづくり、リゾート・商業施設に注力 

このように、企業ごとに強みや開発領域が異なります。 

 

どんな仕事をしているの? 

デベロッパーの仕事は、主に以下のような流れで進みます。 

1.用地取得(どこに何をつくるかを決める) 

  • 不動産仲介会社や地権者から土地の情報を得る 

  • 立地条件や周辺環境、市場ニーズなどを調査 

  • どんな施設をつくるべきかを企画・立案 

▶ 立地判断と企画力が問われる、最初の勝負ポイントです。 

 

2.開発企画・設計調整 

  • 建物のコンセプトを練る 

  • 設計事務所・ゼネコンと打ち合わせし、形にしていく 

  • 地元自治体と協議し、建築許可を取得する 

▶ 建築・法律・行政との調整など、幅広い知識と調整力が必要です。 

 

3.建設・完成・販売・運営へ 

  • 建設プロジェクトの進捗管理(実際の施工はゼネコンが担当) 

  • 完成後は、住宅であれば分譲販売、商業施設であればテナント誘致 

  • オフィスやマンションはグループ会社が管理運営することも 

▶ “つくって終わり”ではなく、“どう育てていくか”までが仕事です。 

 

仲介や管理との違いは? 

業種 

役割 

デベロッパー 

土地を仕入れて建物を企画・開発する(供給側) 

仲介会社 

不動産の売買・賃貸を仲介する(流通の中間) 

管理会社 

できあがった建物の清掃・修繕・契約管理などを行う 

デベロッパーは、“建てる”から“育てる”までの起点となる立場であり、不動産業界の川上に位置します。 

 

デベロッパーで働く人の職種は? 

主に「総合職(企画・開発・営業)」が中心です。 

  • 開発企画:用地取得〜開発計画立案、行政折衝など 

  • PM(プロパティマネジメント):施設の運営・テナント対応など 

  • 営業(住宅):分譲マンションなどの販売業務 

建築・都市計画系の専門職も存在しますが、文系でも活躍できるのがデベロッパーの特徴です。 

 

こんな人に向いている 

  • 「街づくり」や「暮らしをつくること」に興味がある 

  • 長期的な視点でプロジェクトを動かすことが好き 

  • さまざまな人との調整や交渉が得意 

  • 不動産、都市開発、地域活性などに関心がある 

一方、「短期間で成果が出る仕事がしたい」「コツコツ一人で進める方が好き」という人にはややミスマッチかもしれません。 

 

注意:人気業界ゆえの選考難易度の高さ 

デベロッパー業界は知名度も高く、採用人数も比較的少ないため倍率が非常に高い傾向にあります。 

 

  • 志望動機で「街づくりがしたい」だけだと差がつかない 

  • 専門性が必要と誤解されるが、実際は企画・調整・営業力も重 

  • グループディスカッションやプレゼン型インターンを重視する企業も多い 

選考に進む前に、「なぜ他の不動産業界ではなくデベロッパーなのか」をしっかり整理しておくことが大切です。 

 

まとめ:「目に見える価値」をつくり出す仕事 

デベロッパーの魅力は、「自分の関わった街や建物が、10年、20年と残り続ける」というやりがいです。 
一見華やかに見える仕事ですが、その裏では構想・交渉・法律・調整といった泥臭い努力の積み重ねがあります。 

だからこそ、仕事の達成感も大きく、スケールの大きいものづくりに関心がある人には、非常に魅力的なフィールドです。 

 

デベロッパーの選び方や対策に迷ったら… 

  • 「街づくりに興味があるけど、どうESで書けばいい?」 

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