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インフラ業界ってなにしてるの? 安定だけじゃない、社会を支える“裏方”の努力とは

「インフラ業界って、なんとなく安定してそう」 
「電気・ガス・水道…って結局どんな仕事?」 
「人の役に立つって聞くけど、具体的には?」 

就活生の間でも“安定志向”から人気の高いインフラ業界。特に電力・ガス・水道・通信など、生活に欠かせない分野に関わる企業は、「安定していて潰れない」「社会貢献度が高い」といったイメージを持たれやすい業界です。 

しかし、その実態は「ただインフラを提供しているだけ」ではありません。実は、膨大な責任と技術の積み重ね、時代に合わせた変革が求められる、変化と挑戦に満ちた業界でもあります。 

この記事では、インフラ業界が実際に何をしているのかを、初心者にも分かりやすく解説していきます。 

 

インフラ業界とは?どんな会社がある? 

「インフラ=インフラストラクチャー」とは、“社会基盤”のことです。インフラ業界とは、生活・経済活動に欠かせない基盤を提供している企業群を指します。 

主なインフラ業界は以下の通りです。 

種類 

具体例 

電力 

東京電力、関西電力、中部電力など 

ガス 

東京ガス、大阪ガス、西部ガスなど 

水道 

民間委託企業、自治体関連会社など 

通信 

NTTグループ(NTT東日本/西日本/ドコモなど)、KDDI、ソフトバンク 

鉄道・交通 

JR各社、東京メトロ、私鉄各社 

これらの企業は、人々の暮らしと経済活動の“前提”を支える仕事をしています。 

 

「ただ供給するだけ」じゃない仕事の中身 

多くの人が「電気を送ってるだけ?」「水を流してるだけ?」と感じるかもしれませんが、実際の業務はとても多岐にわたります。 

1.設備の運用・保守・管理 

  • 発電所や変電所の運用 

  • 配電網やガス管、水道管の維持・点検・補修 

  • 通信設備(基地局、海底ケーブルなど)の監視 

24時間365日、安全・安定的に供給を続けるための裏方作業が膨大に存在します。 

 

2.災害・トラブル時の復旧対応 

  • 地震・台風などの災害時における緊急復旧 

  • 系統トラブル時の迅速な原因特定と再開作業 

「止めてはいけない」責任を背負った即応力が求められる現場です。 

 

3.環境・エネルギー変革への対応 

  • 再生可能エネルギーの導入と安定供給の両立 

  • ガスから水素・電力へ移行する次世代エネルギー政策 

  • カーボンニュートラルを見据えた設備投資・改革 

社会的使命だけでなく、企業としての“進化”も求められている業界です。 

 

インフラ業界の代表的な職種 

職種 

内容 

技術系 

設備設計・保守、土木・電気・機械系の現場管理など 

営業・渉外系 

法人や自治体への提案営業、契約管理、地域連携など 

企画・事務系 

経営企画、広報、ESG戦略、人事・法務など 

IT・DX系 

スマートメーターやデジタル化の推進、社内システム整備など 

特に技術と企画が連携して進むプロジェクトが多く、職種間の壁が低いのもインフラ業界の特徴です。 

 

安定してる」だけじゃない。実は変化に強い業界 

「インフラ=変化が少ない」と思われがちですが、実は業界全体が大きな転換期を迎えています。 

 

  • 電力・ガスの自由化による競争環境の激化 

  • 脱炭素・サステナブル社会への転換 

  • 少子高齢化によるインフラ需要の地域格差 

  • 災害・感染症へのレジリエンス強化 

  • デジタル化・スマート社会への対応 

 

つまり、ただ守るだけでなく、「どう次の社会に適応するか」という戦略的思考が求められる業界でもあります。 

 

インフラ業界に向いている人 

  • 社会全体を支える仕事にやりがいを感じる人 

  • 目立つよりも“支える側”に価値を感じられる人 

  • チームで物事を着実に進めるのが得意な人 

  • 一歩先の未来を考え、変化を受け入れられる人 

一方で、「短期間で成果が出る仕事をしたい」「変化の激しい環境で刺激的に働きたい」というタイプは、他の業界の方が向いている可能性もあります。 

 

志望動機では「社会貢献」だけで終わらせないことが大切 

インフラ業界を志望する就活生の多くが「社会を支える仕事がしたい」「安定した基盤をつくりたい」と語ります。 

もちろんそれは大切な視点ですが、それだけでは説得力が弱い場合もあります。 

ポイントは、 

  • 「どのインフラに興味があるのか」(電力?通信?ガス?) 

  • 「どんな課題に関心があるのか」(災害?脱炭素?地域創生?) 

  • 「どんな形で貢献したいのか」(技術?企画?営業?) 
    を言語化することです。 

 

まとめ:社会の“当たり前”を支える、縁の下の力持ち 

インフラ業界は、日々の暮らしの“当たり前”を支えている仕事です。電気がつく、水が出る、通信がつながる…。それを裏側で支えているのがこの業界です。 

だからこそ、そこには技術・責任・戦略・変革が詰まっています。 

もし「誰かの役に立つ仕事がしたい」と思っているなら、インフラ業界の中身をもっと知ってみる価値は十分にあります。 

 

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