EVENTイベント詳細

開催日随時

生命保険会社ってなにしてるの? 保険営業のイメージを超えて

「生命保険会社って“保険の営業”でしょ?」 
「営業ノルマが厳しそうな業界という印象しかない…」 
「そもそも、保険ってどんな仕組み?」 

 

就活で「生命保険会社」を調べると、どうしても“営業=大変そう”という印象が先行しがちです。しかし実際には、生命保険業界には商品開発、アンダーライティング、資産運用、法人提案など多様な仕事があり、社会を支える金融インフラとして重要な役割を担っています。 

この記事では、 

  • 生命保険の仕組みと役割 

  • 保険営業以外の仕事とは? 

  • 向いている人と就活対策のポイント 
    をわかりやすく紹介していきます。 

 

「生命保険」は、人生に備える金融商品 

生命保険とは、人が亡くなったり、病気・ケガで働けなくなったりした際に、契約者や家族にお金が支払われる仕組みです。代表的な商品には以下があります。 

  • 死亡保険(遺族の生活保障) 

  • 医療保険(入院・手術費用の補償) 

  • がん保険(がん治療に特化) 

  • 就業不能保険(働けなくなった際の生活費補償) 

  • 個人年金保険(老後の備え)など 

つまり生命保険は、人生の「もしも」に備えるセーフティネットであり、人生100年時代において欠かせない社会的機能なのです。 

 

生命保険会社の代表企業 

企業名 

特徴 

日本生命保険(ニッセイ) 

国内最大手。幅広い営業展開と安定感 

第一生命保険 

海外展開にも注力。法人向けにも強み 

明治安田生命 

地域密着型営業と健康増進型保険に特徴 

住友生命保険 

若手営業職の育成に力を入れる 

メットライフ生命・プルデンシャル生命など 

外資系。個人向け営業に特化したモデル 

各社によって営業スタイルやターゲット、社風にも違いがあります。 

 

「営業」だけじゃない、生命保険の仕事 

確かに、生命保険会社は営業部門が主力です。しかし、その裏では様々な専門職が支えているのです。 

【1】営業職(リテール・法人) 

  • 個人顧客への保険提案(ライフプランに合わせた提案) 

  • 企業向けに福利厚生制度・退職金制度の設計支援 

  • 保険代理店や金融機関との連携 

顧客とじっくり向き合う「人と信頼の仕事」です 

 

【2】商品企画・開発 

  • 新たなニーズに対応した保険商品の設計 

  • 他社と差別化できる保障内容・保険料の設定 

  • 健康増進型保険などの開発 

市場ニーズと保険理論を結びつける、論理と創造の職種です 

 

【3】アクチュアリー(数理職 

  • 事故発生率や平均寿命の統計をもとに保険料を算出 

  • 企業の収益や支払余力のシミュレーション 

  • リスク管理や決算にも関与 

数学・統計の専門職で、保険ビジネスの“土台”を支えます 

 

【4】アンダーライター(引受査定 

  • 顧客の健康状態やリスクを分析し、保険加入の可否を判断 

  • 商品ごとの加入基準や保険金支払い基準を設定 

▶ 「公平性」と「迅速さ」の両立が求められるポジションです 

 

【5】資産運用部門 

  • 保険料として預かったお金を株式・債券で運用 

  • 安定的な収益を確保して保険金の支払いに備える 

運用益が保険料に影響するため、会社の収益に直結します 

 

 

なぜ営業の印象が強いのか? 

理由はシンプルで、生命保険は“売って初めて”価値が発揮される商品だからです。 

また、 

  • 人生相談に近い内容(病気・老後・相続など) 

  • 個人向けの提案が中心 
    という特性上、どうしても「人が売る」営業スタイルが今も主流です。 

ただし、近年はデジタル契約やネット保険、データドリブンの営業支援など、営業スタイルの進化も進んでいます。 

 

生命保険業界に向いている人 

  • 誰かの“将来の安心”に寄り添うことに価値を感じる 

  • 人の話を丁寧に聴き、信頼関係を築ける 

  • 感情と論理のバランスを持って説明ができる 

  • 社会的意義のある仕事に就きたい 

  • 数字や論理を使って制度設計をしたい(専門職志向の方) 

文系・理系ともに活躍できる業界です。 

 

就活で注意しておきたいこと 

  • 志望動機では「安定だから」はNG。“なぜ保険なのか”“なぜ人を支える仕事がしたいのか”を具体的に語ること 

  • 面接では「人との関わり方」「困難への向き合い方」を問われやすい 

  • 保険業界ならではの“長期視点”を持っているかも評価されるポイント 

また、「生命保険」と「損害保険」の違いを理解した上で志望しているかも確認されやすいので注意しましょう。 

 

まとめ:「誰かの人生を支える仕事」 

生命保険会社の仕事は、単なる「保険営業」ではなく、 
人生のリスクを共に考え、安心を届けることに本質があります。 

保険に入ることは「何かあったときの備え」であり、裏を返せば、「未来の自分を信じて行動する」ということ。 

そんな前向きな人生をサポートできる、人間的な奥深さがある仕事だといえるでしょう。 

 

保険業界が気になるあなたへ 

  • 損保と生保、どっちが自分に合っている? 

  • 営業以外の職種はどう準備すればいい? 

  • 志望動機が「良い話」で終わってしまう… 

そんな悩みを持つ方は、ナジックキャリアの無料個別面談をご活用ください。 

経験豊富なアドバイザーが、あなたの価値観や強みに合わせた業界分析・ES添削・面接対策までサポートします。 

▼面談予約はこちら 
https://reserva.be/749careersupport 

 

就活に役立つ情報をさらにチェック!