「周りからどんな人と言われますか?」の正しい答え方と準備法を解説!

「周りからどんな人と言われますか?」
一見シンプルな質問に思えますが、実は答え方を間違えると自己PRのチャンスを逃してしまう要注意な質問です。
この質問は、単に「友達からなんて言われてる?」を聞いているのではありません。
面接官はこの質問を通じて以下のようなことを見ています。
客観的な自己分析ができているか
周囲との関わり方にどんな特徴があるか
仕事の場でも活きそうな強みを持っているか
つまり、この質問も立派な自己PRの一部なのです。
◆企業が見ているポイントは「協働力」と「自覚」
企業が特に重視しているのは以下の2つです。
見ている力 |
具体的に見られている点 |
協働力 |
周囲と良好な関係を築けるか、信頼されるか |
自己理解力 |
周囲の評価を正しく受け止められるか |
仕事は一人では進みません。だからこそ、「周囲からどう思われているかを自覚している人」は企業にとって安心感があります。
◆回答例に使いやすい「よくある強みワード」
もし自分で思いつきづらい場合は、以下のようなキーワードが使いやすいです。
キーワード |
仕事上の活かし方 |
相談しやすい |
周囲の信頼を集める |
粘り強い |
困難な仕事でも諦めず対応 |
冷静 |
状況を客観的に判断できる |
面倒見が良い |
チームで後輩指導に活躍 |
調整役タイプ |
対立の仲介役になれる |
誠実・まじめ |
信頼できる業務遂行 |
重要なのは、単に性格を挙げるのではなく、「仕事でこう活かせます」とつなげることです。
◆使いやすい回答パターン(テンプレート)
① 周囲からどんな人と言われているか
② 具体的なエピソード(経験)
③ 仕事でもこう活かしたい
回答例①(粘り強さ)
「周囲からは『最後まで粘り強く頑張るタイプ』と言われます。
大学時代のゼミでは、難航した共同研究のデータ分析を粘り強く担当し、完成まで進めた経験があります。
この粘り強さを、仕事でも課題に直面した際の解決力として活かしたいと考えています。」
回答例②(相談されやすさ)
「友人や後輩から『相談しやすい人』と言われることが多いです。
サークルでは後輩の悩みを聞く機会も多く、相手の立場に立ちながら話を整理することを心がけてきました。
今後の仕事でも、チーム内外で円滑なコミュニケーションを大切にしたいです。」
◆ NG例にも注意!
NG回答 |
なぜNG? |
「明るいと言われます」だけ |
抽象的すぎて評価しづらい |
「とくに言われたことはありません」 |
協調性・自己理解の欠如に見える |
「マイペースです」 |
場合によっては消極的な印象に |
「誰にでも当てはまる言葉で終わらず、自分らしいエピソードを添える」のがポイントです。
◆事前準備で整理しておこう
実際にこの質問が来た時に焦らないためにも、以下の準備をおすすめします。
過去に言われたことを3つほど書き出す
それぞれにエピソードを紐付ける
仕事で活かすイメージまで考えておく
もし思いつかない場合は、家族や友人、先輩など第三者に聞いてみるのも効果的です。
◆まとめ:「周りの評価」を自己PRに変える
自己PRの裏付けに使える大事な質問
性格だけで終わらず行動エピソードとセットで話す
仕事にどう活かせるかを伝えて締める
「自分では当たり前に感じる強みほど、企業にとっては貴重な長所」になることも多いです。ぜひ準備しておきましょう!
◆さらに不安な方はプロに相談も!
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