ナジック【自己分析のやり方】やりたいことが見つかる3つのステップとは？
こんにちは、nasicキャリアサポートです！
「自己分析が大事ってよく聞くけど、どうやればいいか分からない…」
「診断ツールは使ったけど、結局“自分らしさ”が見えない…」
そんな声を多く聞きます。就活の初期段階で最も多くの学生がつまずくのがこの「自己分析」。
でも安心してください。正しいステップで進めれば、やりたいことや自分の強みはちゃんと見えてきます。
この記事では、就活に必要な自己分析を「何のためにやるのか」から始めて、「具体的なやり方」「使えるツール」「やりたいことを見つけるコツ」まで、わかりやすく解説していきます！
自己分析って、そもそも何のためにやるの？
自己分析の目的は、「自分の過去を振り返って、“これからどう働きたいか”を考えること」です。
よく「自己PRを作るため」と言われますが、それはあくまで“結果”。本質的な目的は、自分がどんな価値観を持ち、どんな環境で力を発揮できる人間かを知ることにあります。
たとえば、「人と話すことが好き」な人と「一人で黙々と作業する方が得意」な人では、向いている仕事や職場環境がまったく違いますよね。自分の過去の経験や行動パターンを見直すことで、「どんな仕事・職場なら長く続けられるか」が見えてくる。それが自己分析の本質です。
自己分析の進め方｜3ステップでわかりやすく！
STEP1：過去の自分を振り返る（エピソード棚卸し）
まずは「過去を振り返ること」からスタートしましょう。
小学校・中学校・高校・大学のそれぞれで、次のような質問に答えてみてください：
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一番頑張ったことは？
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一番楽しかったことは？
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一番苦しかったこと・悩んだことは？
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そのとき、自分はどう考えて、どう行動したか
また、「他人に言われたこと」もヒントになります。
「〇〇って頼りがいあるよね」「いつも気がつくよね」など、何気ない言葉が強みのヒントになることもあります。
ワンポイントアドバイス
できるだけ“できごと”だけでなく「そのときどう感じたか」「どう乗り越えたか」まで書くと、後の分析がしやすくなります。
STEP2：自分の価値観・行動パターンを整理する
過去のエピソードを振り返ったら、そこに共通する「行動のクセ」や「大事にしていたこと」を探ってみましょう。
たとえば次のような問いに答えることで、自分の価値観や強みの“もと”が浮かび上がってきます。
▶見えてくる「自分らしさ」を書き留めてみよう
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どんなときにやる気が出る？（例：任されると燃える／周りと一緒に頑張れる）
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どんなときにイライラした？（例：ルールが曖昧だった／無理に競争させられた）
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周りからどんな役割を期待されることが多い？（例：まとめ役／聞き役／調整役）
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自分が自然にやってしまう行動って？（例：ついスケジュールを整理しちゃう／人の話を深く聞いてしまう）
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なぜそのエピソードを「印象的」と感じたんだろう？（＝自分の価値観が表れている）
こうした問いに答えていくと、「私は、人の役に立てると嬉しいタイプかも」「自由度が高い方が自分は動きやすい」など、自分の行動パターンや価値観の“傾向”が見えてきます。
それらを“短いフレーズ”で言語化しておくと、次のSTEPで「やりたいこと」や「自分に合う企業の軸」に落とし込みやすくなります。
ワンポイントアドバイス
フレーズにするときは、こんな形でOKです！
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「縁の下で支えることにやりがいを感じる」
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「頑張っている人の力になれると嬉しい」
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「正解のない課題に挑戦したい」
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「自分なりのやり方を模索するのが好き」
STEP3：「未来の自分」をイメージして軸をつくる
ここまでの分析をもとに、「これからどんな環境で、どう働きたいか」を考えましょう。
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どんなときに力を発揮できるか？
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どんな人と働きたい？
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安定？成長？社会貢献？何を一番重視したい？
自己分析のゴールは、「自分の選択基準」を言語化することです。
これができると、エントリー企業の判断や志望動機の軸がブレにくくなります。
自己分析に使えるツール・質問リスト
自己分析は頭の中だけでやると、どうしても主観的になってしまいます。そこでおすすめなのが以下のツールです：
モチベーショングラフ
横軸に時間（小学生〜大学）、縦軸にモチベーションの高さをとり、波線グラフで自分の感情を描きます。山や谷の場面を深掘りすると、何に影響されやすい人なのかが見えてきます。
自分史ノート
ノート1冊に、小学校～大学までの記憶を1ページずつ書いていく方法です。写真・行事・先生の言葉などもOK。思い出をストーリーで残すことで、自然に価値観が浮かび上がります。
就活ワークシート
「大切にしたいこと10個選ぶ」→「上位3つにしぼる」→「企業に当てはめる」など。キャリアセンターや就活本などで紹介されています。
診断ツール（適性検査系）は、あくまで補助と考えるのがベターです。結果に振り回されすぎず、「参考程度」にしましょう。
よくある失敗とその対処法
自己分析が「自己満足」で終わってしまう
→ 書くだけで終わらず、「言語化」して誰かに話すことで初めて整理できます。キャリア相談を活用して“言葉にする練習”をしましょう。
「なんとなくこんな感じ」で深掘りできない
→ 強みや価値観は「なぜそう思ったのか」を繰り返し“なぜ？”と掘ることで浮かび上がります。
まとめ：やりたいことは、あなたの過去の中からみつけることができる！
自己分析は、「突然答えが降ってくるもの」ではありません。
けれど、自分の過去を丁寧に振り返り、そこから価値観や強みを言葉にすることができれば、やりたいことの輪郭は少しずつはっきりしてきます。
焦らず、一歩ずつ。まずは手を動かして、自分自身と向き合う時間をとってみてくださいね。
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