ナジック長期インターンに参加することは就活にどんなメリットがある？
「長期インターンに参加したいけれどバイトとの違いやメリットがわからない」などの理由から興味はあるけれど一歩を踏み出せないという方は多いのではないでしょうか。長期インターンを就活前に行うメリットについて、解説していきます。
【長期インターンに参加することでガクチカで周りと差別化できる？】
「長期インターンに参加すると就職活動においてガクチカや面接に活きる」というような話を耳にすることがあります。実際に、長期インターンでの経験は、他の学生とは違う、ユニークなガクチカを作成することに繋がります。
ガクチカにおいて自社で活躍するイメージを採用担当者がイメージしやすいエピソードを盛り込むことが大切です。その際に長期インターンでの経験が活きてきます。実際のビジネスの場においてPDCAを回して仕事をした経験があるので、仕事の難易度や成果の大きさが伝わりやすく、本人の適性や将来のビジネスパーソンとしていかに活躍できそうかが伝わります。また、ほとんどの就活生がバイトやサークルでの経験をガクチカで書くなかで、長期インターンでの経験はユニークな印象を採用担当者に与える可能性が高いと言えます。
【ガクチカ以外に得られるメリット】
長期インターンでの経験は就職活動の様々な選考過程を突破するために必要な思考力を磨くことができるということです。就活では、ESに記載する志望動機の言語化、企業分析、面接やGDでの質問に対して臨機応変に受け答えする力が必要になります。その中で、思考の深さや速さが求められます。この思考力の重要性をお伝えするために就活を以下の3段階に分けて解説していきます。
『第1段階』→選考に参加する企業を選ぶための自己分析や業界分析
『第2段階』→選考通過を目指し、ES・Webテスト、面接・GD・ジョブ対策。
『第3段階』→内定後に入社先を決める。
このように選考の参加前・参加中・終了後という3つの段階に共通しているのは、大量のアウトプットが求められるということです。ESや面接では「なぜこの仕事をしたいのか？」「他社ではなくどうして○○社なのか」、GDでは「この会社の成長戦略は？」など、「なぜ」という問いを繰り返し、それに対して答えを出すということを何度も行わなければなりません。この抽象的かつ曖昧な問いの答えを導き出す力は、一朝一夕で身につけられるものではありません。想定外の質問や深堀りがされる可能性もあります。事前に準備した答えだけでは乗り切れません。そのため、正解のない問いに対して自分なりの答えを導く「思考力」を磨く必要があります。
【短期ではなく長期だからこそのメリット】
短期のインターンでも新規事業の提案をしたり、企業課題の解決策を出したりして思考力を磨くという経験自体はできます。しかし、短期インターンと長期インターンで得られる思考力では想像以上に大きな差があります。
長期インターンは、3ヵ月以上給与が発生する形での実際のビジネスの場で働くものを指します。お客さんの立場ではなく、日々の業務を実践して社員と同じように成果を出すことが求められます。任せてもらえる仕事の裁量はスキルやポジションによって異なりますが、社員の仕事の一部を最初のうちは任され、数か月後には社員と同等の仕事を任される場合もあります。
一方、短期インターンの多くは無給で、参加学生は社員の一員というよりは、お客さんに近い立場で扱われることが少なくありません。賞金ありや有給の短期インターンはほとんどありません。そもそも企業が短期インターンを行う主な目的は、早期に優秀な学生と会い、自社をアピールすることで、新卒採用の選考・内定に直結させることにあります。
このようにお客さん視点で1日～1週間前後ビジネスに向き合うのと、社員の視点で3ヵ月以上実際に業務に携わるのとでは、得られる力に歴然とした差があることがわかります。
【長期インターンに応募するときに選ぶポイントや面接で聞かれることは？】
長期インターン先を選ぶときのステップとして、以下の3つがあります。
1、目的を決める
2、選社軸を決める
3、1社ずつ見て判断する
貴重な学生生活の時間を投資するので、しっかりと自己分析をして、現時点からどのように成長したいのか、何を得たいのかをクリアにしていくことが必要になります。
また、選考過程は就活に比べてすくなく1〜2回の企業が多いです。面接で見ているのは能力面とコミット（勤務期間・頻度）量です。能力は成果を出せるようなスキル・マインド・ポテンシャルを持ち、入社後に成長して会社に貢献できるかという点をみられており、コミット度合いは、企業の求める勤務時間や頻度を満たしているかということを見られています。また、面接時には学生のやりたいことやできることと、企業が任せたい役割・仕事内容がマッチしているのか、業務や事業について学生が理解しているのかも確認しています。
【まとめ】
長期インターンで得られるものについてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。人生の大きな選択となる就職活動を納得のいくものにするために、貴重な時間の使い方について考えてみてください！