1次面接が通らない!1次面接で落ちてしまう理由や特徴は?

「1次面接になかなか通ることができない」ということで悩まれている方もいるのではないでしょうか。通過できないというのは何らかの理由や改善する必要のあるポイントがあります。そこで今回は、1次面接で落ちてしまう人の特徴や通らない原因について紹介していきます。
【1次面接で落ちてしまう理由や特徴】
・質問の意図とズレた回答をしている
まず考えられるのは面接官の質問の意図とズレて回答をしてしまっているケースです。ズレた回答をしてしまうと面接官は「ん?この子は質問の意味が理解できていないのかな?。ほしい回答はそれじゃないんだけど」と思います。そこから、仕事でもこのように言ったこととズレたことをしてしまうのではないかと思われて落とされてしまう傾向にあります。
・自信がない
1次面接では第一印象はとても大事です。面接官は長くても1時間しか話をしないので、第一印象が最後まであなたの印象として残ります。自信がないと思われてしまうと、それだけで話を前のめりに聞いてもらえなくなってしまうこともあるので、第一印象で自信があるように見せないと最初の5秒で評価が決まってしまいます。
・自分の実力以上の企業を受けている
1次面接がなかなか通らない人の中には、志望する企業の幅が極端に狭くなっている可能性があります。例えば、名前の有名な大手企業や待遇が良い人気企業などに応募が偏っている場合です。有名大手企業や人気企業に応募をすることはいけないことではありませんが、そこだけに絞ってしまうのは1次面接の通過率が下がってしまうというリスクもあります。1次面接がなかなか通らない状況が続くことで就活のモチベーションに大きく影響するため、水準を少し下げてみるなどの対策も検討してみるのも1つの手段としてあります。
・基本的なコミュニケーションが取れない
聞かれた質問に対して一言で返答を終えたり、学生側がだらだら話し続けるなど、普通のコミュニケーションが取れない場合も落ちてしまう原因です。また、長々と話してしまうことで、「もっと別のことも知りたいのに、いつまでこの話が続くのか」「結局何が言いたいの」などと面接官に思わせてしまう可能性があります。なので、長すぎず短すぎない文章量で大事な要点をいかに伝えられるかというのは重要なポイントの1つになります。
・覚えたことしか話さない
面接官には「あ、この人台本を読んでいるな」というのはかなりの確率でバレている可能性があります。また、最近では1次面接をオンラインで行う企業も増えてきており、台本をパソコンの横などに置く人もいますが目線がきょろきょろしたりしてしまうので控えることがおススメです。台本がなくても困らないために、事前準備をしっかりして臨むことが必要です。
・身だしなみが不潔
自信がないのと同様に身だしなみも第一印象を決める要因です。
清潔感が無いというのは、仕事面でも雑な印象を与えたり、第一印象に響きます。なので、必要最低限の身だしなみは整える必要があります。髪の毛、洋服、靴など受ける前に確認することが必要です。
・話の内容に矛盾がある
会話が進むと様々なことを面接官に話しますが、さっきと言っていることがズレていると、そのズレは意外と面接官は気にしています。緊張で話の構成がぐちゃぐちゃになってしまったという場合も考えられますが、少し盛って話している時にも起こりえます。なので、面接官は「これは本当にこの人の話なのか」「事実なのか」と思われることもあります。話す内容に一貫性を持たせるように事前の準備で引き出しを多く準備しておきましょう。
【対策方法】
前述したポイントが当てはまっていたとしても対策をすることで通過率を上げていくことができます。そこで、1次面接に落ちてしまう学生の特徴をふまえた上での対策方法をご紹介します。
1、想定される質問の回答の事前準備
事前に面接で聞かれるであろう基本的な質問や考えられる深堀質問・想定外の質問に関しての返答を事前に考えておくことです。基本的な質問は「自己PR」「志望動機」「ガクチカ」「自己紹介」などです。深堀質問は「自己PR」「志望動機」などで返答した内容で「ここは聞かれそうかも」と考える部分を見つけて返答内容を考えたり、どこの部分が深堀りされてもいいように抽象的な言葉や伝わりずらい表現を自分の中で言語化できるようにしておくことで引き出しを増やせます。
2、面接練習の動画または録音をする
自分が面接練習している時の動画を撮ったり、話している内容を録音して聞いたり、見返したりするのは恥ずかしいかもしれません。ですが、自分自身を客観視することができるため、とてもいい方法です。動画で撮影することで、自分自身の表情や相手からどう見えるのかというのを見ることができます。また、録音することで話している内容のわかりやすさや矛盾がないかというのを知ることができます。
3、受ける会社のことや職種について調べる
再度企業のことを調べるのも対策方法の1つです。最低限、社長のあいさつや事業内容・協業他社との違い・先輩社員のインタビュー・求める人物などを見ておくといいでしょう。
4、スーツや靴をきれいにする
スーツをクリーニングに出す・靴を磨く・髪を整える・就活メイクの練習をするなど基本的な身だしなみを整えるようにしておきましょう。
5、模擬面接練習をして対人の面接環境に慣れておく
面接官役を誰かに依頼し、会話形式で面接をしてみると1人で壁打ちをしている時よりも実際に人とすることで緊張なども本番とまではいきませんが感じながらすることができるので、課題が見えやすくなります。誰かに依頼することで「面接」ということに慣れ、質問に対して臨機応変に対応できるようになります。