【就活攻略】よりリアルに企業情報を入手するには?

基本的に大学生3年生の早い人だと夏頃から就活について考え、色々な情報を集めていると思います。大学側も入学当初から就活についての情報をくれるということは少ないため、「就活」ということについて考えていない人がほとんどなのではないでしょうか。
今回は、就活本番になった時に焦ったり困らないようにするためのよりリアルな就活情報の集め方、特に1・2年生のうちにでもできることについてご紹介していきます。
【就活の現状の就活システムに対する不満】
現代の就活のあり方に対して多くの就活生が不満を抱えているという現状があることが浮き彫りになってきました。
就活生の意見として上げられているのは以下のようなものがあります。
・期間が短い、就活期間に集中的に選考がありすぎる
・学生と企業が本当にマッチしているかESだけでは判断できない
・3月1日情報解禁、というルールがあるようでない状態なこと
・その後の40年の人生を決めることなのに期間も短ければ、得られるリアルな情報が少ない
「期間が短い」「詳しい情報が少ない」「表面上の情報でマッチしているかを判断できない」のようなことを不満に思っている学生が多いことがわかります。
【就活の現状】
今の日本の就活の現状として言えるのは、就活が大学生の学業との両立の難しさがあるということが言えます。学科や学部、取っているコースなどによって大学3年時の授業数や忙しさも違います。大学1・2年生のうちに単位を計画的に取っていて、大学3年時には授業がほとんどなくなるという学生、教職コースの実習時期の影響で自分の考えていた時期に就活を始められないという学生など様々です。しかし、現状このシステムからの脱却は難しいでしょう。多少の改善はされる可能性があるものの、劇的に変わることはすぐには期待できないと言えます。
【日本社会の考え方が就活に影響している?】
大学生活を犠牲にしたり、授業の成績がギリギリになっても就活に専念するのは、就活のシステムの関係だけではなく、日本社会全体の考え方として「新卒でないと就職が不利になる」という問題があることも考えられます。このような考え方から、新卒での入社を勝ち取ろうとし、必死に短い期間で就活に取り組んでいる人たちが多いです。入りにくくなってもいいから、自分自身に本当にあった会社を探して入りたいと考える人は少ないように感じます。日本社会の考え方が就活生の行動に影響が少なからず出ていることがわかります。
【よりリアルな就活情報を得ながら、短い就活時期に納得のいく内定を獲得するには?】
大学3年生から4年生の初めの方の期間で学業と両立しながらリアルな企業の中身を知っていくというのはなかなかに難しい場面もあると思います。ですが実は大学1・2年生のうちから企業の内情や職種について知ることができるんです。
具体的には、アルバイトという形式で企業でインターンのようなリアルな企業体験を行うということです。こう聞くと「大学3年生で就活本番になった時にインターンに応募したらいいのでは?」と考える方もいらっしゃると思います。ですが、ここでポイントにしてほしいのはいわゆる1dayや5日間とかではなく、『アルバイト』ということです。アルバイトという形で実際に企業に行き、業務に参加することで行う業務や職種に関してや実際に働いている人の感じ、社内の空気を知ることができます。
就活時に行われるインターンではオンラインで説明を聞いたり、職業によっては少しロープレを出来たり、希望職種の人からお話を聞けるというものがありますがそれだけではわかりえないところが本当に必要な情報だったりすることがあるのではないでしょうか。大学1・2年生のうちから行動をしてみるのも入社後のギャップを起こさないための1つの方法としてあります。
<具体的に調べる方法>
「🔎長期有給インターン」と検索すると大学1~2年生のうちから参加できるアルバイト形式のインターンが出てきます。
【まとめ】
大学1・2年生という低学年のうちから就活の情報を集めるために動くことが先につながるということは情報をもらえていなかったりすることから知らなかったという方も多かったのではないでしょうか。現在大学1・2年生の方で少しでも興味を持たれた方は実際に検索してみてください!
【番外編】
就活を始めると焦ったり、うまくいかなかったりして「とにかく早く内定が欲しい」「就活を終わらせたい」という気持ちが働くと思います。1社内定をもらえたら就活を終了させる方もいれば、何社か内定をもらって悩まれている方と様々です。内定、内定承諾時からでも情報を集めることは理論上は可能です。誠意ある態度やある程度の限度あると思いますが、何社か承諾をして内定者期間をすごしてその中での交流会や研修を通してリアルな情報を得たうえで考えて「辞退」という選択をすることも可能か不可能かで言うならば不可能ではありません。もちろん「内定辞退」をすると決めたらすぐに連絡をする、伝える時には迷惑をおかけすることに違いはないのですみませんという態度をもってすることは大前提です。だけれど、そういった方法も理論上とれるんだということだけでも認識しているのとでは気持ちの面でも違うこともあると思いますので頭の片隅に入れておく程度に知っておいていただければなと思います。