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【就活完全マップ ~メーカー(製造)業界について~】

メーカーには自動車、食品など様々な業種があります。ですが、すべて「商品を作って顧客に届ける」という点が共通しています。今回はそんなメーカー業界について紹介していきます!

【目次】

・メーカーとは

・メーカービジネスにおけるものの流れ

・メーカーの種類

・メーカーの現状

・就職可能な職種



【メーカーとは】

製品を生産する企業のことを指し、一般的には「製造業」とも呼ばれます。メーカーは、私たちの日常生活で使用するさまざまな製品を作り出しています。例えば、自動車、電子機器、食品、衣料品、化粧品などが含まれます。

 

【メーカービジネスにおけるものの流れ】

参照:https://diamond.jp/articles/-/291535

・サプライヤー→原材料を製造する企業

・メーカーの工場(他社委託の場合も)→サプライヤーで作られた原材料をもとに製品を製造

・物流センター→完成品を保管し、販売業者や小売店から発注を受けた際に出荷


【メーカーの種類】

1,素材メーカー

金属や紙、繊維、化学物質などを製造する企業を指します。製品の素材を製造するので、一般の消費者を顧客にするのではなく、企業を相手に取引することがほとんどとなります。


2,部品メーカー

素材メーカーが製造した素材を使用して、部品やパーツを製造する企業です。具体的には自動車、家電、精密機械などを作るための部品を製造する企業などがあります。主な取引先は完成品メーカーとなります。


3,完成品メーカー

製品を完成させる企業です。最終仕上げのような役割を担っており、ものを製造する過程の下流工程にあたります。一般の消費者に向けた製品を販売することもあるので、BtoB・BtoCなのかは企業によって異なります。


<BtoB>

BtoBの特徴としては、一般的な消費者が購入するよりも一度に大量の製品購入をする場合が多いのでその分、金額が大きくなる傾向があります。


<BtoC>

最近では、ネット上での購買が盛んになってきたことによって、多くの製品やサービスと比較される機会が多くなっています。なので、自社を選んでもらい、リピートしてもらうための工夫が必要になります。


【メーカーの現状】

日本はものづくりにおける高い技術力があります。しかし、最近では日本よりも安い値段で日本の品質と変わらないものを海外企業が販売するようになりました。消費者は価格の安いものを選ぶ傾向にあるため、海外企業との競争率が低下している傾向にあります。


【就職可能な職種】

・営業職:新規開拓よりも既存顧客をフォローしたり、新しい商品を提案したりするルート営業が多い傾向にあります。

 

・資材調達・購買:仕入れ先を比較検討したり、価格を交渉したりなどをする。会社の利益をもたらすためにも必要な作業になります。

 

・商品企画職:市場調査を実施したうえで、自社の理念やビジョンにマッチした商品の企画を考え、社内に提案します。


・生産管理職:市場や顧客の状況に合わせて、製品の生産量を調達したり、そのスケジュールを立てたりするのが主な仕事内容になります。また、工場の生産が遅れていたり、不良品が発生したりするケースもあるので、それにも対応しながらスケジュール通りの生産が出来るように働きかけることも必要です。

 

・研究開発職:自社が取り扱う製品に関して専門的な知識・スキルを持った人が集まり、どうやったら新製品が開発できるか、既存の製品が改良されるにはどうするべきかなどを、日々分析・研究します。


・製造職:品質に問題がないかの確認や製造職による目視や検査機器をつかった点検などをおこない、消費者に届けられる状態にする。


・広報:伝えなければいけない情報をプレスリリースやSNS、CMなどのあらゆる手段を活用して伝えるのが広報のお仕事です。