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【就活攻略】職種解説 ~事務職編~

事務・管理系の仕事に皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?「営業は難しいから事務かな」「黙々と作業するのが好きだから事務職に就きたい」というように考えたことがある方は多いように思います。ですが、実際の事務職がどのような種類があるのかを知っている方は少ないのではないでしょうか?

今回はそんな方必見!事務職について紹介していきます。

【事務職の種類・仕事内容】

   1. 一般事務

〈仕事内容〉

PCスキルを生かした資料作成・各種データ入力から電話・来客対応などの幅広い業務があります。パソコン作業をする事務として、「OA事務」と呼ばれることもあります。状況に応じて速やかに応対する力や判断力など、全体を見渡しながら業務を遂行するバランス感覚が必要です。

〈必要なスキル〉

  • 最低限のパソコンスキル

〈身につくスキル〉

  • 電話の受け答え、挨拶などのビジネスマナー

  • PCスキル

  • 柔軟な対応力

  • 判断力

    2. 貿易事務・国際事務

〈仕事内容〉

輸出入業務に関わる契約書の作成から製品の物流の手配、貿易関連書類の作成、通関手続き、決済まで幅広い業務に携わります。英語をはじめとする語学力のほか、貿易に関わる法的知識も求められるため、専門性が高いです。

〈必要なスキル〉

  • 語学力

  • 貿易に関する法的知識

〈身につくスキル〉

  • 実践的な語学スキル

  • 海外の商法、関税などに関する専門知識

    3. 医療事務

〈仕事内容〉

病院などの医療機関における事務全般を担います。具体的には、来院された患者さんの診察券確認、会計業務、電話対応、診療報酬明細書の作成、カルテの整理、入退院の手続きなどです。診療報酬に関する仕組み理解や専門知識の習得が求められるため、さまざまな技能審査試験があります。

〈必要なスキル〉

特になし(医療事務の資格を取得しておくと〇)

〈身につくスキル〉

  • 医療事務に関する専門知識

  • 正確かつ迅速な情報処理能力

   4. 人事・教育・労務

〈仕事内容〉

社員の採用や教育研修の企画・運営、賃金・評価体系などの各種制度の設計、さらに給与や社会保険などの労務管理などを行います。社員の生活に影響を及ぼす幅広い業務を行うため、確実な事務処理能力や対応力が求められます。

〈必要なスキル〉

特になし

〈身につくスキル〉

  • 高い事務処理能力

  • 人事や労務に関する専門知識

    5. 総務・業務

〈仕事内容〉

PCやコピー機などの備品の管理や手配といった、職場環境の管理・維持を担当。また、社員の福利厚生の設備のほか、株主総会を取り仕切ったり、社内行事の際に運営業務を務めたりと幅広い活躍が求められます。

〈必要なスキル〉

特になし

〈身につくスキル〉

  • 相手の望んでいることに気づける気配りや調整力

  • 確実な事務処理能力

    6. 財務・経理・会計

〈仕事内容〉

会社におけるお金の流れを管理する仕事です。具体的には、日々の出入金管理や伝票の仕訳処理、帳簿の作成、各部署の経費精算などを行います。

〈必要なスキル〉

  • 暗算などの計算能力

  • 簿記検定

〈身につくスキル〉

  • 高い情報処理能力や計算能力

  • 事務系(財務・経理・会計)システムを活用できるITスキル

  • 論理的な思考力と分析力

   7. 法務・特許・審査

<仕事内容>

自社の各種業務に関する法的審査や、契約書・取引書などの書類作成を担うお仕事です。法的トラブルや労災への対応、知的財産・特許の管理など、専門性の高い業務になります。必要に応じて顧問弁護士にアドバイスを仰ぎながら業務を遂行することもあります。

<必要なスキル〉

  • 法律への知識

  • 知的財産に関わる知識

<身につくスキル〉

  • さまざまな法律に関する専門知識

  • 情報収集能力

  • コミュニケーション能力

8. 物流・在庫管理

<仕事内容>

メーカーや流通・小売業などで、原材料の調達から製品の輸送・保管までについて、より効率的でコストを軽減できる体制を考え、実現していく仕事です。

<必要なスキル〉

システムの仕組みを理解できるIT知識

<身につくスキル〉

  • 情報システムを使いこなす能力

  • 現場のマネジメント力

  • 効率的なロジスティクス戦略を考える発想力