【本記事を読んで理解できること】
●自己分析がなぜ重要なのか
●自己分析の目的
●自己分析の具体的な進め方
就職活動を本格的に始める段階になると 「自己分析」 というワードが頻繁に聞こえるようになると思います。ですがこれまで聞き馴染みがなく、なんとなく過去の自分のことは理解してるから「わざわざやらなくても良いのでは?」と思われる学生さんも多いのではないでしょうか?
しかし、その重要性や目的をしっかりと理解しないと、目的がわからず、浅い自己分析となってしまい結果的に就活で失敗する原因になります。
そのため今回のブログでは、「なぜそもそも自己分析が重要なのか」といったポイントから「具体的にどのように行えばよいのか」までお伝えできればと思いますので最後までぜひ読んでみてください!
私たちのサポートの一貫として、学生さんの自己分析に関するサポートを行っておりますのでご希望の方は下記予約フォームよりご応募の程お待ちしております!
目次
1.そもそも自己分析とは
2.なぜ自己分析が重要なのか・目的
-今の自分の強みを理解するため
-自分の納得できる会社選び・キャリア形成の指標を形成できるため
3.具体的な進め方
4.まとめ
1.そもそも自己分析とは
自己分析は、「自分の性格、強み・弱み、価値観の傾向などを過去の経験や体験から明らかにすること」です。
例えば、学生時代の部活動やサークル活動、ゼミナール、アルバイト先などを決める際、何を重視して決断してきたのか。どういったときに感情が揺さぶられ、やりがいや喜び、悲しみ、そして悔しさを感じたときはどんな瞬間だったのかなどを振り返ります。
これらの振り返りを通してご自身のこれまでの経験や特徴を客観的に分析することで、明確な根拠をもって就活を進められるようになるメリットがあります。
2.なぜ自己分析が重要なのか・目的
自己分析が重要な理由としては主に2つあります。
1.今の自分の強みを理解するため
2.自分の納得できる会社選び・キャリア形成の指標を形成できるため
1.今の自分の強みを理解するため
自分がどんな性格でどんな強みを持っているのかを理解できていないと、どの業界があっているのか・どのような職種があっているのかなど
自分に合った就職先を見つけることは難しくなります。
逆に自分の性格や強みを理解することができると、「その仕事は自分に合うか」といった判断基準を設定できるため、むやみやたらにとりあえず受けるといったことがなくなり効率よく自分に合う会社を受けることができます。
2.自分の納得できる会社選び・キャリア形成の指標を形成できるため
自分のことを本当に理解していないと、いざ面接で深掘りされた際にきちんと説明できなかったり、いざ入社して社会人なってから職場の環境がストレスであったり思い描いていた社会人像とは異なるといったことが生じてしまい結果的に自分の人生をもう一度考え直す必要が出てきてしまいます。それらのミスマッチを防ぐためにも自己分析はとても重要です。
ある例を紹介します。
私の後輩であるA君は就活を始めた頃、自己分析を疎かにしていました。しかし彼は自分なりに自己分析を行ったといい、具体的には自分の中学校から大学まで行った活動を並べてそれらに共通する点を自身の強みや特徴と位置付けました。彼は部活動でキャプテンをしていたことが多く、「周りを引っ張っていくこと」が自身の長所であり、リーダーとして何か事業を推進できる環境が良いと考えていました。
ここまでは、過去の経験から強みを導き出していて良い自己分析なのではと思われるでしょう。しかしここから更に深掘りを行えるかどうかが就活における自己分析では重要になってきます。具体的には「自分自身が起こしたアクションにプラスでなぜそのアクションを起こしたのか」まで考えられているかどうかです。
話をA君のエピソードに戻します。
A君は前述したように自身の強みを「周りを巻き込んだリーダーシップ力」に設定し、会社選びの中でも「リーダーシップ力を若手のうちから
発揮できる会社」ということでベンチャー企業を中心に見ていました。しかし面接の中で、「なぜリーダーを行おうと思ったのですか?」
「あなたの考えるリーダー像は何ですか?」「リーダーとしてのやりがいは何ですか?」と深堀り質問を受けた際、自分が本当にリーダーとして何かに関わり続けたいのかわからなくなってしまったようです。
A君のキャプテンとしての活動をより深掘りしてみましょう。「なぜキャプテンとして活動したのか?」という質問に対して「自分が引っ張っていくことに適していると思うから。」といった答えが返ってきました。それでは「キャプテンとしてチームを引っ張っていく際、何にやりがいを感じたのか?」こちらの質問に関しては「チームを引っ張っていく中で、メンバーがきちんと育って全体のレベルが上がっていく過程を実感できる点。」といった回答が返ってきました。
この回答から推測するに、A君の本当に行いたいことや仕事として向いている職種は「リーダー」といった立場だけでなく「誰かを支えること」
といった面もあるのではないでしょうか?むしろチームのメンバーが育っていくことにやりがいを感じていた場合、育成といった分野で才能を発揮した方が自身の強みややりがいが一致すると思います。
今回の例のように、起こった出来事の中から自身の特徴を見つけようとしてしまうと、「自身の特徴」や「仕事としてやりがいを感じること」が不透明なままの状態になってしまいます。その状態では深堀り質問への対策が行えていなかったり将来ビジョンが明確に持てていない状態になってしまうため、自身の将来のキャリアプランを明確にし、納得できる会社選びを行えるようにするためにも自己分析は重要であると思います。
3.具体的な進め方
ここまでで自己分析の意味や重要性に対する理解が深まったと思います。それではここからはより具体的にどのように行っていけばよいのかの部分をお伝えできればと思います。
ステップとして段階あるので順を追って紹介していきます。
ステップ1:診断ツールを使用し、自身の考え方や向き・不向きの大軸を理解する
まずは自己分析ツールを活用し、自分の強みや弱み、価値観の傾向をつかむのが良いと思います。「自己分析 無料」と検索すれば様々なツールを活用できると思うので一度ご自身で確認してみてください。
これらのツールを使用することによって、膨大なデータをもとにした客観的な視点を得ることができ、主観的な考えと切り離した情報をキャッチできるのが自己分析ツールを使用するメリットです。
ステップ2:自分の過去の出来事を振り返り+動機とやりがいを考える
各フェーズにおいて判断が迫られた際、何を基準に選択していたのかどういったときにやりがいを感じたのか、逆にどういったときに不愉快に感じたのかなど感情ベースにまで落とし込んで過去を振り返れると自己分析として深みを出せると思います。
ステップ3:2で行った振り返りを自身でまとめてそれを他の人に見てもらうor 客観的アドバイスをもらう
自分では深堀りできたと思っていても実はまだ深堀りできる点があることを認識したり、主観とは離れた客観的を反映させることができたりと自分の中では中々気づけなかった本当の自分を発見できるチャンスになると思うのでぜひ活用してみてください!
私たちのサポートの一貫として、学生さんの自己分析に関するサポートを行っておりますのでご希望の方は下記予約フォームよりご応募の程お待ちしております!
4.まとめ
今回は自己分析の意味から重要性、具体的な方法まで紹介してきました。
自己分析を行うことの意味や重要性を理解していないと中々取り組むに踏み出せない人が多いと思いますが、今回の内容を理解して、
ご自身で取り組もうと少しでも思い始めた方が増えたら幸いです!
自己分析には自己分析ツールを使う方法や周りの人に意見を貰う方法など、さまざまな方法があるので、自分に合いそうな方法を試しながら
自己分析を進めてみてください!